おはようございます!先日社員旅行で京都~奈良へ行ってまいりました。
奈良は初めて訪れたんですが、東大寺や法隆寺など日本の歴史ある木造建築物を目の当たりにして木造建築や無垢材の素晴らしさを改めて実感してきました!
今回は、そんな無垢材を使ったお家の魅力をお伝えできればと思います!
目次
「家族と共に味わいを増していく住まい。」
この言葉を聞いて、みなさんはどんなことを想像されるでしょうか?
そもそも味わいって何なんでしょう。。
あじ-わい(あぢはひ)【味わい】とは・・・
1.飲食物が舌に与える感じ。風味。
2.おもむき。妙味。 ※goo辞書参照
ここでいうと、2番のことですね。
独特の趣や面白さが感じられる様を、味わいとか味があるというそうです。
では、住まいの味わいや、味とはどんなものでしょうか?
住まいの味わいと言われて、みなさんは何を思い浮かべますか??
他のブログでもお伝えしていますが、最近のお家は「新建材」という材料が数多く使われています。
この「新建材」の中で、室内に多く使われているもの。それは、合板のフロアー材です。
それでは、私たちが使用している無垢材と合板のフロアー材は何が違うのでしょうか。
まず、合板のフロアー材ですが色柄が豊富でいろいろな種類を選択することができます。
キズがつくと修復は困難(パテ埋めなどが必要)ですが、もともとキズに強いものが一般的です。
また、技術の発達により本物と区別がつかない程、精巧に木目が再現されています。
ですが、時と共に経年”劣化”していきます。
では、無垢材はどうでしょう。
無垢材は一般的に柔らかくて足触りが良い反面、合板よりもキズはつきやすいと言われています。
キズの修復は簡単ですが、少しメンテナンスしてあげないとキズだらけになってしまうかもしれません。
(実際にはそんなことありませんが・・・)
また、日に当たることにより床の色はだんだん飴色に変化していきます。
ヌメ革が飴色に変化していくのと似ていますね。
無垢材も、時と共に経年変化していきますが、劣化ではなく美化していきます。
この経年”美化”していくということこそ、住まいの味わいと言えるのではないでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
レザーアイテムやジーンズなどを自分だけのものに育てていく。
長年使っていくうちに経年変化していく姿を楽しむ。
特に男性は、このようなご経験をお持ちではありませんか?
リジットジーンズを自分だけのオリジナルに育てていくのと同じように自分の住まいを自分だけのオリジナルに育てていく。
そんな楽しみ方ができるのも、自然素材のお家ならではなのではないでしょうか。
梅澤 崇史