おはようございます。現在は潮見のとあるマンションのリノベーションを計画中の田中です。その過程で床材の選定も進めていますので、この機会に無垢フロアー選びのポイントをとホンモノとの区別を示しながら購入方法や注意点などをお話したいと思います。
みなさんは、ネットやパンフレットなどで、希少銘木を使用しているにも関わらず、値段が抑えられている商品をみつけたことはないでしょうか?その商品は基盤が付いている複層フローリングではありませんでしたか?
残念ながら、そのようなフローリングは、複合フローリングまたは、三層フローリングと呼ばれるものです。一般に厚みも0.3㎜程度でしかホンモノの木の部分が無いため、経年劣化により表面にヒビ割れが起こりやすい、傷が目立つ、高級感に劣る、自然な風合いではないなどの欠点があります。また、下地となる基板には接着剤を使用して張りつけることから、化学物質の発散なども気になるところです。これらの複合フローリングは、希少で高価な木材を使いたいときや、床暖房に対応する無垢フロアーがみつからなかった場合には効果的な材料です。この他にも、基板にはりつけるため、反りにくく曲がりにくい性質を持ちます。ところで、複合フローリング材に二種類あり、天然木化粧のものと合成樹脂を張った特殊加工化粧のものとに区別されます。合成樹脂のものはビニールのような素材ですので、複合フローリングを選択する際は、そこにも注意しましょう!
(天然木化粧の複合フローリングの場合)表面の質感はフラットで強度を保つためにウレタン塗装を施した商品がほとんどです。樹種ごとの個性はホンモノの無垢フローリング材ほどではありません。
【複合フローリング 購入】などで検索すると、多くの業者さんが出てくるかと思います。
その中でも、サンプルの送付をしてくれる業者さんを選択しましょう!!WEBの写真はご使用されているディスプレイの色味環境によって大きく異なることがありますし、現代は画像編集ソフトの性能が大きく向上していますので、実物でご確認することを強くオススメ致します。購入は各業者さんのホームページから注文することができます。
複層フローリング材に対して、ホンモノの無垢フローリング材は、温度や湿度の変化によって伸縮し、反りや隙間を生じやすい特性を持ちます。しかし、無垢ならではの厚みや温もり、高級感、重厚感が感じられます。
種類としては、
針葉樹系(スギ・マツ・ヒノキなど)
広葉樹系(チーク・カリン・ナラ・ブナ・タモ・メープル・ウォールナットなど)
に分けられます。
一般に針葉樹系は軟らかいものが多く、足ざわりがよくて、温かみがあります。ですが、軟らかいので、表面強度が低めです。経年変化で赤く焼けてくる特徴もあります。
一般に広葉樹系は堅いものが多く、強度が高く足ざわりが堅めです。近年は床暖房対応のフローリング材の需要が高まっていますが、広葉樹系の無垢フローリングは低温式床暖房であれば対応する製品がかなり増えてきています。
表面はフラットなものがほとんどですが、あえてチョウナやノコ目(木材を加工する道具です。)などで凹凸を見せ、風合いと足ざわりを出す場合もあります。仕上げは塗装したものがほとんどですが、塗装の種類によってかなり質感が変化するので注意が必要です。塗膜を作らないオイルフィニッシュなどは、定期的なメンテナンスが必要ですが、木の肌触りが残るため、無垢ならではの良さを堪能することができます。弊社ではお米のヌカからつくられた天然の仕上材を使用しています。(お子様がなめても大丈夫な材料です。)傷が気になる方にはウレタン塗装が向いていますが、つや消しの方が本来の木の風合いに近く仕上げることができます。
【無垢フローリング 購入】などで検索すると、ここでも多くの業者さんが出てくるかと思います。
無垢材においても、サンプルの送付をしてくれる業者さんを選択しましょう!!無垢材の場合は複合フローリング以上に変化しますので、しっかりと実物で確認しましょう。
こちらの購入も各業者さんのホームページから注文することができます。
いかがでしたでしょうか?
これからリフォーム・リノベーション・新築を検討されている方は是非参考にしてみてください。
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