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桧(ひのき)のお話

投稿日:2015年09月08日

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家業が材木屋でしたので、小さい頃から木の香りを嗅いで育ちました。

その時もきっとフィトンチッドという桧に含まれている芳香成分を嗅いでいたのでしょうか?
小学校の頃は、お陰様で精神は安定していたかも(?)しれません。
今も、もちろん(笑)、安定していますよ!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?田中榮一郎です。
今日は桧についてお話しします。

目次

  • 「桧」の生息地
  • 「桧」の特徴
  • 「桧」の使われる用途
  • まとめ

「桧」の生息地

世界広しといえども、桧は日本と台湾にしかありません。とても生息地は限られているのですね。
日本で有名なのが吉野の桧ですね。薄いピンク色でとても上品な材料です。
吉野と言えば、百人一首にも
「朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に ふれる白雪」 なんて、ありましたね!

「桧」の特徴

日本では、桧(ヒノキ)は古くから建築用材料として使われてきました。世界最古の木造建築物は、ご承知のとおり法隆寺で、築約1400年です。当時の建築材料には硬さで言えば、ケヤキもあったのですが、伐採後の強度は時が経つほど、ケヤキより桧の方が断然強くなるのです。
しかし、そんなことは今だからこそわかる話ですが、当時の職人さんは何でそんなことまで知っていたんでしょう?ピラミッドなどもそうですが、昔の人は今の人に無いような物凄い知恵があったんでしょうね。
桧舞台という言葉があるように、桧は日本で最高級の建築材料です。桧は、フィトンチッドという芳香成分を発散しますが、その効果は抗菌・防虫、消臭・脱臭、リフレッシュ(自律神経の安定、肝機能の改善、快適な睡眠)等があります。
このように心の健康と、体の健康を維持してくれる大切な建材です。

「桧」使われる用途

まず、家の縁の下の力持ちとして、土台です。シロアリは桧のヒノキチオールを嫌がります。そして、柱によく使われます。法隆寺にも使われるくらいです。歴史が証明しています。まだまだありますよ。檜舞台と言われるように、床材としてもいいです!
実は桧は柔らかい材料なんです。人が触れる場所にはいいんです。

まとめ

このように、桧は日本人が一番好きな材料なのではないかと思われます。家の床を桧で造れば、毎日が檜舞台です。素晴らしい毎日が送れそうですね。そのお手伝いは、もちろん、ニットー住宅がさせていただきます!

この記事を書いた人

E.T

E.T

理想の家を毎日追い続けています! 皆様の家を造るにあたって、私の経験が活かせればこの上ない幸せです。 一級建築施工管理技士・宅地建物取引士

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2015年9月8日 投稿|