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自然素材住宅の「松」についていろいろ知って、愛着を持ちませんか?

投稿日:2015年08月31日

matsu

先日、10年ぶりにボーリングを2ゲームやったら、各スコアが100位で(泣)、おまけに右手中指と左膝を痛めてしまい(泣!!)、湿布薬を塗ってビっこを引いている、田中榮一郎です。今回のことで、50歳を過ぎたら気を付けないといけない、と考えを改めましたが、運動の計画ばかりが頭を巡り、痛みを理由に実行が伴っていない、今日この頃です。みなさん、健康に良いことやってますか?やっていない私が言うのもいかがなものかと思いますが、こういう格言があります。「健康がすべてではないが、健康を失うと、すべてを失う。」今日から、どんな小さいことでもよいからやってみましょう!

さて、これから、数回に分けて木造建築の構造材についてみなさんにお伝えします。今回は「松」です。

目次

  • 「松」の語源
  • 「松」の特徴
  • 「松」の使われる用途
  • まとめ

「松」の語源

日本語には、漢字もあるので、様々な意味があって面白いですね。松の語源は、「神を待(ま)つ」「神を祀(まつ)る」などにあるそうです。
冬でも青々とした葉を付ける松は不老長寿の象徴とされており、同じく冬でも青い竹、冬に花を咲かせる梅と合わせて、日本では「松竹梅」と呼ばれ、おめでたい樹とされています。(余談ですが、我社にも(尾)、(田)、(澤)の三人がおります。あ~ぁ、めでたい、めでたい!)また、魔除けや神が降りてくる樹としても珍重され、お正月に家の門に飾る門松には神を出迎えるという意味があるそうです。

「松」の特徴

漢字をばらしてみると、木へんに公(おおやけ)と書いて「松」となります。
分布域は、主に日当たりの良い土地を好み、気温的には亜熱帯(リュウキュウマツ)から高山帯(ハイマツ)までの、きわめて多様な気象条件に対応しています。世界的にはユーラシア大陸から北米までの北半球全域で、北は北極圏近くから南はベトナム(アジア)・コスタリカ(北米)にまで分布しています。確かにどこにでもあるので「松」なのかも知れませんね。
シベリアから北欧付近で取れる赤松はさすがに寒いせいもあって、年輪の目がびっしり詰まっていて、強度があります。また、白夜(地平線を太陽が回わり、夜がなくなる現象)の影響もあって、方位による成長の違い(日本では木の南面の成長が大きい)が少なく、芯から年輪がきれいな円を描いて成長しています。従いまして、製品の制度がとても良いのが特徴です。一方、暖かい地方の松の代表であるニュージーランドパイン(松)は温暖な気候のせいもあって、成長が早く、桐のように年輪の間隔が大きく空気を多く含むので、断熱性に優れてます。松にもいろいろありますので、材料の特徴をよく吟味されると良いですね。

「松」の使われる用途

松は、住宅の建材としては、橋のように横に使われます。建築の用語でいうと横架材(おうかざい)と呼ばれ、梁(はり)や、桁(けた)、胴差し(どうざし)に使われます。曲げモーメント(材料を曲げようとしても抵抗する力)が強く、粘りがあります。人もそうですが、木にも適材適所があります。木を適材適所に使うことを「木遣い(きづかい)・木回し(きまわし)」と言います。土台には桧(ひのき)、ヒバ、クリが良いし、柱には桧(ひのき)、杉が優れています。そして、横架材と言われる梁や桁、胴差しには、今回ご案内の松が良いと言われています。これを下手に使ってしまうと「木違い」になってしまいます(笑)。たとえば、一番荷重のかかる土台に柔らかい木を使ってしまうと柱を基礎に挟まれて、土台の体積が縮んでしまい、結果として床の高さが変わってしまったという事例もあります。気を付けましょう!

まとめ

今回は、木造の構造部材の樹種の一つである「松」について、みなさんにお伝えしました。木についてはとても興味深い部分が多々あります。やはり、日本という国の歴史や、神道(しんとう)という森羅万象に神が宿るという考えの中では、木に神が宿ると考えられていました。なので、お祭りでは「御柱(おんばしら)」が使われます。大木を山から切り出し、建てられたり、引き回したり、上にまたがって坂を下ったりします。ちなみに、「柱」という字を木へんに主(あるじ)と書くのは、木に神が宿っているからだそうです。次回は桧(ひのき)について、お話ししましょう!
では、体に良いことをやりますと約束して、終わります。

この記事を書いた人

田中 榮一郎

田中 榮一郎

理想の家を毎日追い続けています! 皆様の家を造るにあたって、私の経験が活かせればこの上ない幸せです。 一級建築施工管理技士・宅地建物取引士

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2015年8月31日 投稿|