みなさんおはようございます。
そろそろお鍋の季節ですが、一人暮らしなのでお鍋をつくるのをためらって結局作っていない田中です。そろそろ食べたいです(笑)
また、寒くなってくると、ブロックやレンガに白い粉が付いている状態を見たことはありませんか?あれは白華現象というもので、カビとか不具合などではないので、安心してくださいね。さて、今回は外構工事の中でも、重要なブロック編を書いていきます。
目次
まず、ブロックには化粧ブロックと呼ばれる、予め色や模様が付けられている状態で、積み上げてしまえば完成するもの(マンションやアパートなどによく使用されています。)と、工事現場で見かけるようなコンクリート製の灰色で、積み上げてからそのまま、もしくは、左官を施したりする仕上げの工程を経て完成するものの2種類があります。
南欧風に外構を仕上げるためには、後者の、コンクリート製のブロックで創りこむことをお勧めします。このブロックを使用するメリットは、形状を加工できることです。南欧風の外構に仕上げるためには、形状は非常に重要な要素で、ブロックを叩いて崩したような崩し壁風に仕上げたり、ブロックの角を落として丸くしてみたりといった方法が効果的です。その際に考慮したいのが、寸法です。標準的に扱うブロックは、幅390㎜×高さ190㎜で仕上げられており、ブロックとブロックをくっつける役割を果たすモルタルの厚みを10㎜含めて幅400×高さ200㎜として検討することがほとんどです。そのため、ブロックの塀や造作物を計画する際には、幅は400㎜単位、高さは200㎜単位で計画することがコツになります。それ以外の寸法の場合は、職人さんに機械を使って一つ一つ切って頂くことになるため、値段が上昇します。ですので、半端な寸法は極力入れずに計画することが、安く仕上げるコツになります。
さて、仕上については、左官を施すことをお勧めしますが、色はクリーム色~白くらいの色で塗ってあげると可愛らしくなります。問題は塗りこみの範囲です。あれもこれも塗ってしまうと、お金がかかってしまいます。そこで、ご自身で、ここだけは外せないなぁと感じた部分のみを塗って、他はそのまま!とメリハリをつけましょう。建物の裏側などは、まずコンクリートブロックのままでよいのではないでしょうか?
いかがでしたか?
計画することが大変ですが、化粧ブロックは使わずに、コンクリートブロックを左官仕上げで外構計画を行うことが南欧風の外構工事を成功させるためのポイントです。