家づくりの計画はどうですか?進まれていますか?
今回は、基本となる設計図書についてお話しします。
基本設計が終わった段階で設計者が作成するのが基本設計図書。建て主の要望や打ち合わせ内容のいわば集大成です。平面図、断面図、立面図など、すべての図面の内容を確認し、後で変更が出ないようにしましょう。
また、基本設計図書の最初にあることが多い仕様書は、施工方法や構造、材料など、図面では表されない事項を文章や数値で補足するもの。工事の予算に関するため、細かな内容も把握しましょう。
■ 配置図、平面図は各部屋の位置、大きさを確認!
配置図、平面図は、敷地内の建物の位置を表す図面。道路や隣家との高低差をチェックし、日照やプライバシーの対策がとられているかも確認しましょう。
■ 仕様書・概要書・仕上げ表は工法や材料を確認!
仕様書、工事概要書、外部仕上げ表、内部仕上げ表などがあり、施工方法や構造、材料などの情報が盛り込まれています。図面にも潮見表が仕上げ材が記入されますが、一致しない場合は、仕上げ表の内容が優先されます。
チェック1 住宅金融支援機構の共通仕様書に従って工事を行うように明記されているか確認する。
■ 立面図は外観の要素を確認!
立面図は、建物の外観を表したもの。通常は、東西南北の4方向からの形が描かれています。外観仕上げや開口部の種類、屋根の形状、バルコニーや手すりの有無、換気口の位置などが表されます。
チェック1 開口部の開け閉めの方法や面格子・雨戸の有無を確認する。
■ 断面図は部屋の上下関係を確認!
断面図は、建物を垂直に切断して内部のを表したもの。一般的には建物の主要な部屋を通る、直行する2面について図面が描かれています。
チェック1 部屋の天井高を確認。
チェック2 部屋の上下関係を確認。2階に水回りを配置する場合は下階の部屋に注意する。
DO&CHECK
家づくりが進んだらチェック!
□ 配置図、平面図を確認する。
□ 仕様書、工事概要書、仕上げ表を確認する。
□ 断面図を確認する。
□ 立面図を確認する。
いかがでしょうか?図面を見ながらイメージ出来ますでしょうか?どうも平面図ではイメージできないという方には、3Dで描かれたパースもございます。設計者に依頼して、パースで確認すると良いですね!</pre>
参考文献:最高の家を建てる方法 株式会社エクスナレッジ