こんにちは、営業担当の山田です。
最近すっかり秋らしくなって、肌寒いですね。この時期になると少し冷たい空気と青空が、大学の文化祭を思い出し、懐かしいような切ないようなでソワソワしてしまいます・・・。
さて今回は、注文住宅を立てる際の動線計画についてです!
ゾーンや大まかな間取りが決まったら、今度は動線計画をしっかりと考えていきましょう♪
目次
住宅の中には、主に3つの動線「家事動線」「生活動線」「来客動線」があると言われています。
家の中で一番動くのが家事をしている時でははいでしょうか。家事の際に効率的に動くことができる動線計画はとっても重要になってきます。家事は同時に行ったりしますよね。料理をしながら洗濯もしたい・・・そんな時に洗面所とキッチンが遠いと大変です。効率良くするためには近くに配置することはもちろん、キッチン、洗面所、リビング、勝手口などをぐるっと回遊できるような間取りだとより便利になります。いろいろな間取りを参考にしつつ、普段の家事の方法を思い出して、自分に合った動線計画にすることも大事ですね。
住宅の中に、起床・洗面・食事・トイレ・外出・入浴・就寝など、日々の生活をする時に人が動く動線のことをいいます。生活動線は、一緒に住む家族が多いほど複雑になってしまいます。
たとえば、夫婦共働きで同じ時間に出勤の場合や歳の近い兄弟がいる場合、同時に生活動線が重なる部分が出てきます。そういう時は、トイレや洗面所を2つ設ける、広くするなど、工夫が必要になってきます。
来客動線は、お客様が来たときに移動する動線のことをいいます。例えば、玄関や客間と近い場所にトイレや洗面・お風呂があるとどうでしょう?家に二カ所あるなら別ですが、来客時には入りにくくなってしまうかもしれませんね。来客動線が他の動線と交差しないようにすることは、家族のプライバシーを考える上でも大切なことです。
先ほど家事動線のところでも少しお話しましたが、無駄な動線を無くすことで家事の効率が上がり、住みやすいと感じられます。また、以前は部屋同士を行き来するのには必ず廊下を通るというのが一般的でしたが、最近では中心にリビングを持って来て、そこから直接洗面所や玄関に繋がっていたり、二階への階段が設けられている間取りも多くなってきています。そうすることで廊下がなくなった分、居室を広くとることもできますし、家族の気配も感じられる空間がつくれるようになります!
いかがでしたでしょうか?
なかなか間取りを決めるのは難しく、またこだわりも強い部分だと思います。
3つの動線をうまく配置して、住みやすい間取りを計画してくださいね。
山田 佳奈