今般の「コロナウィルス」は、日本国が国難と言える事象かもしれません。
体験したことがないことに対しては、どうしたらよいのか?誰にもわかりません。専門家に聞いても、ある程度の指針は出してくれるでしょうが、必ず前提条件を出して、「~だとすれば、○○した方が良い。」と逃げを打ちます。誰だって、責任は取りたくないですからね。
安倍首相が、コロナ対策について、「何も手を打たない!後手後手だ!」と批判され、先手を打つと、「唐突だ、相談もなしに!」と批判されます。
では、先手と後手では、どちらが良いのでしょう?昔から、「事前の一策は、事後の百策に勝る。」と言われていますので、先手が良いのでしょうね。
先手は打ったが、その手(方策)が良くないときもあります。良くないときはどうするか?そうですね、改めれば良いのです。手を打つから、結果が出ます。結果が出るから、良いのか悪いのかがわかります。良ければ継続、悪ければ改善すれば良いのです。
最悪なのは、何も手を打たず、「どうしよう、どうしよう。」と責任を取るのが嫌で、何もせず、相手の打った手が悪いと言っているだけの輩です。
国家のトップは、すべての責任を取るのは当たり前のことです。とにかく勇気を持って、衆知を集めて、決断(決定ではない)することです。それは、そのまま国民の責任にもなります。なぜなら、トップを決めたのは直接ではありませんが、国民だからです。いわば、運命共同体なのです。国のトップも国民も覚悟を決めて、この難局に当たらねば、克服することは厳しくなります。
でも、私は楽観視しています。なぜなら、日本国はこれまでも、いくつもの国難を克服してきた歴史があるからです。蒙古の襲来、戦国時代、二回にわたる世界大戦(原爆投下を含む)、数えきれないほどの飢饉や天災地変等々、枚挙にいとまがありません。
私たちの血には、困難を克服できるDNAが流れています。だから、大丈夫です。
脅されず、踊らされず、躍っていきましょう!