皆さん、こんばんは!社長の田中です。
今日は、漆喰教室を天然木スタジオで開催しました。
漆喰は、洋の東西を問わず、建築材料としてとても歴史のある材料です。ということは、とても優れた材料であることの証なんですね。優れていなければ、使われなくなりますからね。
漆喰は、湿度の調節をしたり、空気中の二酸化炭素を吸って石になっていくので、熱を蓄えたりするんです。寒い季節は暖房を切っても、漆喰から輻射熱が出てきます。
暑い夏は湿気を吸って湿度を下げ、体感温度を下げる効果があります。また、ビニールクロスと違って、静電気を帯びないので、ホコリや臭いの粒子も付着しません。
従って、その家特有の臭いも発生しません。メリットは以上のように多々あります。
デメリットは、高価であることと、弾性(伸び縮みする性質)が無いので、大きな地震があった時にヒビが入ってしまう場合があります。そんな時でも、ヒビが入った箇所だけ漆喰を塗れば、補修はOKです。
逆にビニールクロスは生産が中止になってしまう柄もありますので、そうすると補修するのにかなりの面積を補修しなければならない場合もあります。
多くの皆様に漆喰を体験していただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。