みなさん、こんにちは!
ときどき暖かく感じる日もあって、外出したくなりますね!風邪が強い日は皆さん大丈夫でしたでしょうか?
今回も賃貸併用住宅についてのお話です。
収益を得られるという良いこともありますが、大家さんと入居者さんが近い生活はいろいろ考えなければいけないことも多いようです。
目次
普通のアパートやマンションと違い、賃貸併用住宅は、別々の家だとしても一つ屋根の下に住むということになり、お互いに近い環境での生活になります。
入居者さんにとって、大家さんと近いことは、良い面も悪い面もあるようです。
良い面としては、大家さんが近いのでセキュリティに関しても安心感があり、トラブルに即対応してもらうこともできます。悪い面としては、生活する中で音を気にしてしまうことや、プライバシーの問題があります。しっかりと守っている方は問題ありませんが、ゴミ出しのルールや騒音などで注意を受けてしまう人にとっては住みにくいと感じるかもしれませんね。でも、例えどんな家に住んでも、ちゃんとルールは守りましょうね。
また、大家さん側も入居者さんと近いので、生活リズムが分かってしまったり、お互いに気になってしまうことも多くなる可能性があります。入居者さんと同じようにトラブル対応も早くできるのは良い点ですね。
上記であるように、お互いに気を遣ってしまうことに、音の問題があります。
大家さんと入居者さんの家が上下でも隣同士でも、どちらにしても音がうるさくないか気にしたり、上の音がうるさいとストレスになってしまったりします。家の構造を考えて造ることでお互いの不満を解消することもできます。
一つ目は、壁を厚くすることです!一般的な家庭の室内の壁と同じ壁厚だと薄いので、一般的なアパートくらいの壁圧にすることでだいぶ変わります。さらにコンクリートの造りにすると、遮音性は上がります。
二つ目は、上下で住居を区切っている場合、上の音が気になりますので、上の階の床をフローリングではなく、カーペットなどに変える工夫をすることで遮音効果があります。フローリングにこだわりたいときは、フローリング張替えの際に、クッション性のあるフローリングに変えたり、遮音シートを敷くようにしてもいいと思います。
いかがでしたでしょうか?プライバシーや音の問題は、しっかり解決しないとお互いにとってよくありません。建てる段階でもしっかり検討することが必要ですし、リフォームして賃貸部分を造った場合には、しっかり賃貸用として工夫することが必要になります。
皆さんが快適に過ごすことができるようにしましょう!
山田 佳奈