みなさんおはようございます。最近おなかを壊した田中です。辛かったですね~。初めて食あたりで発熱しました!!発熱といえば、コンクリ―トは硬化する際に化学反応を起こして発熱することをご存知でしょうか?そのため、折角人が入れないようにしても、暖かさを求めて、猫などの動物がコンクリートに足跡を残していってしまうのです。冬特有の現象ですね。さて、今回はそんな駐車場のスペースのなかでも、アクセントとして使用する石貼について書いていこういと思います。
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外構工事で使用される石の種類には色や原料だけではなく、形状によって、種類が分けられており、2種類あります。1つめは、様々な形で貼られる石のことで、乱形と呼びます。2つめは、タイルのような正方形に加工されているタイル状のものです。もちろん、色の種類がありますので、軽く例を挙げますと青緑色・黄色・銀白色・白色・ピンク色・黒色・青色系のものが市場には多く流通しています。
そんな乱形ですが、材料として搬入される際には、大きさがバラバラの状態で搬入されます。大きさの指定もできず、㎡単位というものが多いですので、少々扱い辛くはあります。小話を挟みますと、水道メーターなど、埋めてはならないものがある際には、職人さんが一つ一つ削って大きさを合わせています。実は職人さんが使う大きな電動カッターのような機械=サンダーの歯は一枚当たり1万円します!!どのくらいで使い物にならなくなるかどうかはどの程度加工が発生するかにもよりますが、加工が発生するほど、外構の原価が上がるのには、切る機械の原価が発生することも絡んでいるのです。
オススメは、なんといっても駐車場スペースになります。その他の使用場所としましては、玄関アプローチの階段や、花台の天端と側面などです。しかし、注意したいのが、玄関アプローチで乱形の石貼を行う際です。石を天端と側面に貼る際には、天端を勝たせます。(側面の石貼を隠すように、天端の石貼を大きめに貼ります。)しかし、階段ですので、飛び出している部分が多すぎると、足に刺さります(笑)。石ですので、擦れるだけでも痛いですので、注意が必要です。そうなってしまった際には、職人さんに「サンダー」でカットしてもらいましょう。
いかがでしたでしょうか?今回は石貼の裏側に迫る内容になったかと思います。石貼自体は原料費が高い為、すべての場所に施すのはオススメしません。ですので、アクセントとして散りばめてみた方が効果的な外構を演出することができます。石貼は南仏風の代表ですので、是非取り入れてみて下さい。次回には、タイル状の石貼について書いていきたいと思います。