みなさん、こんにちは!
すっかり寒くなってきて、湯船につかるのが楽しみになっている山田です。
一人暮らしだと、追い炊きができないので非常にもったいなく感じているのですが・・・寒さには勝てません。
一人だと帰宅した時も暗くて余計に家の中も寒く感じます。実家は二世帯住宅なので、両親が帰っていなくても祖父母が必ずいてくれるので、家の温かさと安心感がありました!
今回は二世帯住宅のお話です!
目次
二世帯住宅は両親と暮らすことができますし、お互いの生活も干渉しすぎない距離間が良いですよね。私も実家は二世帯住宅ですが、個人的には全く嫌なことはなく、むしろ二世帯住宅で幸せだったなぁと思うことばかりです♪でも、もちろん二世帯住宅にもメリットとデメリットがあります。
二世帯住宅は、親世帯がもっている敷地に子世帯がローンを組んで建てることがよくあります。この場合、子世帯は土地の費用がいらなくなり、建物に費用をあてられるため、満足度の高い家を建てられることになります。また親世帯は、古くなった家をリフォームするにも費用がかかるので、子世帯と一緒に建てることで費用を抑えられ、少ない資金でバリアフリー対応などの充実した新しい家に住むことができます。
二世帯住宅だと、お互いがすぐに会えるのでいろいろといいところがあります。お子さんが小さい時は、家事や子育てなどを親世帯に手伝ってもらうこともできます。どうしても出かけなければいけないとき、預かってくれると助かりますよね。お孫さんと会いたいときに会える環境は、おじいちゃんおばあちゃんにとってもうれしいことです。お子さんも、昔の話を聞いたり、伝統や文化を学び成長できるのではないでしょうか。
また、私の家でも、よく調味料や食材、消耗品などいろんなものの貸し借りもあります。風邪を引いたり、体の具合が悪い時も、看病してくれていたのでとても感謝しています。親世帯も高齢になると心配なので、毎日顔を合わせることができるのは安心です。そうやって助け合いながら、近すぎず遠すぎない関係性を保てるのは互いにとって暮らしやすい環境だと感じています。
親世帯と子世帯では、成長してきた環境が違うため、価値観や意識、ライフスタイルにもズレは生まれます。そのため、料理や掃除、洗濯の方法などの違いでトラブルになる場合もあります。小さなズレが積み重なり、嫁姑の問題に発展してしまうことも・・・。
たとえば、子育て真っ最中で働きざかりの子世帯と、熟年を迎えた親世帯では、生活のリズムが合わず、ストレスになる場合もあります。私の家では、祖母が心配性で皆が帰宅するまで眠れず、寝不足でストレスを抱えてしまうこともよくありました。
親子は血でつながっていますが、夫婦はもともと他人同士です。特に母親は、息子(娘)かわいさのあまり、子世帯に干渉してしまう場合もあります。距離は近いですが、適度な距離感をお互いが意識して、干渉しすぎないように気をつけることも大事になってきます。
両世帯で共用するスペースの多い同居では、一人一人が自分の時間や空間を持つことが難しく、プライバシーを確保しにくい場合があります。どこまで共用部分にするかで変わってくるところもあるので、家を建てる段階で、よく話し合うことも大切です。
いかがでしたでしょうか?二世帯住宅は両世帯が近いため、やはり良い部分だけではなく、問題が出てきてしまう時もあります。お互いが思いやりと適度な気遣いを持って、この良い環境を最大限活かして生活できれば一番良いですね。
山田 佳奈