みなさんおはようございます。
最近は気温も下がり、育てている植栽の様子を絶賛心配中の田中です。
戸建の住宅でも、四季の変化を考えずに植栽を植えると、冬は枯れてしまい殺風景で悲しい外構となります。
そんな外構工事を防ぐためにも、今後は外構工事についての内容を記載していきたいと思います。
目次
さて、外構工事は新築戸建住宅の工事においては、最終工程にあるものです。
そのため、外構に回される予算は削られがちになりますが、外構の大まかな予算としては70万~200万円を想定しておくとよいかと思います。駐車場のコンクリートと+門柱などのボリュームで70万程度でしょうか。もちろん大きさによっても金額は変わりますので、あくまでも目安としてください。200万程度になると、レンガ敷きや石貼りを施した部分があり、門柱や花台などがあり、植栽計画込のモリモリの雰囲気ある外構工事を行うことができます。要は植栽にあります。
折込チラシなどでコンクリートしか打設されていない分譲住宅をご覧になったことがある方ならお分かりいただけるかと思いますが、かなり寂しく、周囲から若干浮いていませんでしたか?何が足りないのか?そうです、外構工事の予算確保の中で省かれがちな植栽計画が足りないのです。もちろん、植物は生き物ですので、水をあげたり、剪定を入れたりしなければなりません。しかし、そのようなロハスな日常を取り入れて、心にゆとりのある生活を、住宅を建てることを機に考えてみてはいかがでしょうか?人の目線を遮るためのフェンスや植栽がないために折角のリビングのカーテンが閉めっぱなしでは勿体ないと思います。窓の先には緑が茂っている風景も素敵ではないでしょうか?
外構工事の打ち合わせは、できれば早めの方がよいでしょう。着工の少なくとも一カ月前には図面が揃っている状態が望ましいです。なぜなら、材料によっては納期に一カ月程度かかるものがあるからです。特に、受注生産のポストや外国から輸入する石材などについては、一カ月かかるものが多いです。納期を見越して早め早めの打ち合わせをすることをお勧めします。
また、この頃には引っ越しの日程を施工会社さんとお話しされた方がよいです。なぜなら、コンクリートはすぐに固まらないので、『車が置けなくなる』からです。コンクリートに強度がでるまで寝かせる期間のことを養生期間(ようじょうきかん)と言いますが、これをできれば一週間とりたいからです。3日あればのせても大丈夫ですが、時間が取れるのであれば、取りましょう。
いかがでしたでしょうか?意外と知らない外構工事にぴったりとはまった内容でしたでしょうか?今後は今回ざっくりとお話しした内容を細かく分けてお話していきたいと思います。それでは。