こんにちは、施工部の坂川です。
今日は腰壁について書いていきます!
腰壁と言ってもいくつかあります。
一つは次のように天井から床までの壁の腰くらいの高さに板材やタイルなどはるタイプ。
もう一つは独立して腰ほどの高さで壁にするタイプです。
こちらはキッチンでよく見かけるかもしれません。
さて腰壁を作る際はまず木材で下地を組んで石膏ボードをはり、仕上げという形が一般的です。
独立しているタイプの腰壁は、壁の厚みが薄かったり、Iの字にしているとどうしても不安定になってしましいます。
L字にすれば比較的動くこともなく丈夫に作れますが、Iの字だとどうでしょう。
大丈夫です!Iの字も工夫次第でしっかりと固定ができます。
次の写真を見てみてください。
何かにお気づきになりますか?
下の方に斜めに材が入っていますね。
これが振れ止めになります。
ロの字型や日の字型だとどうしても不安定になりますが、一本斜めに入れるだけでかなりの安定感になります。
ただ写真のように10㎝ほどの幅がないとあまり安定感は出ません。
薄い腰壁にするのであればやはりLの字にした方がいいかもしれません。
参考にしてみてください!
坂川遼