着工から完成までは4~6カ月ぐらいかかります。工事はどんなふうに進んでいくのでしょうか?
プランが決まり、施工会社も決まりますと、いよいよ着工になります。間取りや見積もりの検討、依頼先選び…と、考えること、思い悩むことが多かったはずです。これからは施工会社がやってくれると、ホッとしていることでしょう。
工事はわからないことばかりで、つい任せがちになるものです。しかし完成後、その家に住むのはご自身ですから、傍観者になっていてはいけません。本当に望む住まいを実現させるためには、出来るだけ現場へ足を運び、家が出来上がる過程を見つめていきたいものです。そのためにも、工事の流れを知ることが大切です。いろいろなことがわかってくると、面倒なことも楽しいこととなり、完成の喜びも大きなものとなるでしょう。
ここに紹介する工事の流れは、工務店施工による、一般的な木造在来軸組み工法の住まい(130㎡位を想定しています)の例です。設計者が工事監理を行います。着工から完成までにかかる期間は、通常4~6ヶ月が目安。ここでは17週間を想定し、各週に行われる工事手順の解説とともに、その時期に建て主が行うことを紹介しています。工事のスケジュールは現場によって様々ですが、基本的な流れは同じです。
家づくりが進んだらチェック!
□着工から完成までの工事の流れを知ろう
□建て主がやることを把握しよう
□様々な現場検査の時期を把握しよう
参考文献 株式会社エクスナレッジ
最高の家を建てる方法