江戸川区でこだわりの自然素材や無垢材や漆喰をふんだんにとりいれた注文住宅を建てることを得意とする工務店 ニットー住宅ロゴ

TEL 03-3677-2111

営業時間: 9:00~17:30(火水・祝日定休)

「理想の家づくりのために~その21~実施設計図書、登場!」

投稿日:2020年11月07日

 いよいよ、実施設計図書の登場です!これまで打合せしてきた様々な言葉が、図面に反映された状態です。
 「建物は二度つくられる!」という言葉があります。まずは、この実施設計図書が作られた時です。二度目は、実施設計図書に基づいて本当に家が造られた時です。
 本当に建つ家が希望通りの家となるように、この実施設計図書をしっかりと確認しましょう!
 実施設計とは、工事を実施するために必要な図面を作成するプロセス。基本設計図よりも縮尺を上げた精度の高い図面で、家具の高さや棚の枚数、ドアハンドル、コンセントの位置、照明器具など住宅部品の細部を一つ一つ決めていきます。大体2から3ヶ月くらいの期間がかかります。

 実施設計図書は、A3サイズで30枚以上のボリューム。内容を確認し最後に(実施設計業務完了報告書)に署名、捺印すると、実施設計が完了します。

■平面詳細図で屋内の高低差や家具寸法を確認!
縮尺は1/50で作成されます。建物の床上1メートル位のところを水平に切って上から見た図で、主に柱・壁・開口部・階段・造り付け家具が表されます。

■矩計(かなばかり)図で各部の仕様・納まりを確認!
縮尺は1/20か、1/30で作成され、断面詳細図とも称されます。基礎の構造から土台や柱の材質、開口部の納まり、床・壁・天井の下地と仕上げ、断熱材の有無等が分かります。

■構造図で基礎や耐力壁を確認!
伏(ふせ)図、軸組(じくぐみ)図、詳細図に分かれ、縮尺1/100で作成されます。既存の形状やアンカーボルト、火打ち材の位置、構造材の入り方を確認しましょう。

家づくりが進んだらチェック!
□実施設計図書の役割を理解しよう
□平面詳細図を確認しよう
□矩計(かなばかり)図を確認しよう
□構造図で基礎や構造のつくりを確認しよう

E.T

参考文献:最高の家を建てる方法 株式会社エクスナレッジ

この記事を書いた人

E.T

E.T

理想の家を毎日追い続けています! 皆様の家を造るにあたって、私の経験が活かせればこの上ない幸せです。 一級建築施工管理技士・宅地建物取引士

E.Tの書いた記事

2020年11月7日 投稿|