理想の家づくりのために(その6)=間取りをイメージしよう!=
投稿日:2017年11月12日
間取りづくりは、暮らしやすさの決め手になります。
専門家に作ってもらうのも良いですが、一度、家族で相談して、希望をまとめてみるのもいいですよ!
その時は、寸法や大きさがわからなくても、下記の手順で考えてみてはどうでしょう?
- 敷地の大きさ、法令上の制限(建ぺい率や容積率、高さ制限など)、予算などから延べ床面積をザックリ出す。
- その面積の1/3は共用スペース(LDKなど)、1/3は居室、1/3は水回りその他(浴室、トイレ、洗面所、階段、廊下など)に分けます。
- 1階の配置を考えます。アプローチは人と車とありますね。人は玄関、車は駐車場へつながります。
- 玄関に入ったら、どうなったらいいかをイメージします。たとえば、①玄関ホールから階段につながってすぐ2階へ行けるようなイメージ。 ②玄関ホールからLDKにつながり、LDKから2階へ行く階段につながるイメージ。小学生のお子さんがいる家庭でしたら、②の時は、お母さんがキッチンに居ながらにして子供の帰宅を迎えられます。また、子供からするとスーッと自分の部屋に行きたいから①がいいというかもしれません。
- 上記のような感じで、各お部屋と、各お部屋のつながりをイメージしてほしいのです。これがいわゆる「ゾーニング」です。
これがあると、設計者は非常に楽です。というのも、お客様のご希望がカタチに現れているからなんです。
お客様は、なんとなく希望の間取りがあるのですが、それをなかなかカタチにすることは難しいのです。
ご家族でなんとなく、ザックリとやってみてはいかがでしょう?