みなさんこんにちは。
リノベーション営業担当の田中です。
先日、宅建江戸川支部青年部会研修というものに参加してきました。
みなさんは横須賀からフェリーにて渡れる無人島「猿島」をご存知でしょうか。
この島は昨年、手ぶらでBBQができる無人島として脚光をあびました。
人力で掘られたトンネルの跡に草木の根がはみ出している空間が
ジブリ作品の天空の城ラピュタのようにみれると話題にもなりました。
もともとこの島は旧日本軍によって、砲台などを設置した基地がありました。
ここから、高射砲の打ち上げなども行い、終戦の2週間前まで戦ったそうです。
島内には、現在もイギリス軍による威嚇射撃による銃弾の痕が千葉県の
鋸山から切り出して積まれた石に残っています。
建築の目線から見ていきますと、現存している弾薬庫やトイレの建物、発電設備の建物などに、使われているレンガに特徴があります。
この猿島では、オランダ積み・イギリス積み・フランス積みが使用されていますが、
建築された年代によって施工方法が異なるために発生した違いのようです。
島内の石積をみても、左側の壁と右側の壁とで大きさが異なっている部分もあります。
また、弾薬庫にて火災を起こさずに、灯りを取るたの工夫があたり、
トンネルの天井は崩落を少しでも防ぐために、小端立てで施工していたり、
見どころが満載の無人島になります。
みなさんも、是非、猿島に行ってみて下さい。
ちなみに、午後5時以降になりますと、法律にて、島に残ることができません。
もし、取り残されてしまった、場合には、チャーター便にての回収になりますので、
3~5万円にもなるそうです。(笑)