皆さんこんにちは、施工部の坂川です。
今回は現場工事における“通り”について書いていきたいと思います。
建築における通りとは柱や壁の中心線であったり、基準になる線の事です。
現場では “通りがいい”というと“材料がまっすぐになっている”ことを指すことがよくあります。
写真のように材料の端から端に糸を引いて、壁がまっすぐか歪んでいるかを見ます。
目視やメジャーで測ることもありますが、糸をはることでより正確にまっすぐになります。
この通りを見ずに歪んだまま工事を進めると仕上がりも歪んでしまったりします。
屋根垂木(屋根の下地材です)もまっすぐにしないと後々の仕上がりが悪くなってしまいます。
破風や鼻隠しといった部材を付けるとその材料まで曲がってしまい、見た目も悪くなってしまうので、とても大事なんです!
片側の材木の角から反対側の角を覗くとまっすぐか反っているかはすぐにわかります。
もしDIYをするときにホームセンターに行ったら、試しに材木の通りを見てみてください!
坂川遼