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<役目・樹種>

木造建築で土台という部材は、建築物全体の荷重を支え、その荷重を基礎から地盤面へ伝える役目をしています。つまり、一軒の家屋の中で最も高い耐久性が要求される部材です。また、日本特有の高温多湿という気候風土から、耐水性、耐湿性、そして抗菌性をも求められます。
通常一般の木造住宅では、10.5cmX10.5cm(三寸五分角)や、12cmX12cm(四寸角)といった規格寸法の用材が使用されます。また、寺社建築や大規模な木造建築では13.5cmX13.5cm(四寸五分角)や15cmX15cm(五寸角)など、それぞれの建築物の荷重に耐えられるよう、設計や用材選定の段階でその寸法が決められます。
土台にはシロアリ対策が必要となります。シロアリが生息する条件は「適当な温度」と「適当な湿度」といわれています。これらを取り除くため、床下の湿気を人工的に強制排除する方法や、土台や床下に防蟻防腐剤を散布する方法などがあげられますが、この際に使用される薬剤の人体に及ぼす影響が最近問題視されています。
これらの他にもコストをかければ数種類の方法があげられますが、“シロアリが喰わない木材”を使用することが最良の対策となります。

土台と基礎
床下換気口と比較すると→換気性能約1.4倍
● 土台の腐朽を防止
● 基礎の切欠き不要









長持ちする住まい、その秘訣は「土台」の耐久性アップです。まず、基礎と土台の「クサレ縁」を断ちます。


<土台の材料>
土台に使用される代表的な樹種材は次の通りです

樹種
特   徴

クリ(ヤマグリ)
国産材の中では最硬、最強で耐水性も高く最も土台に適した木材といえます。“築何百年”といった文化財的建築物では、土台に栗を使用しているものをみることができます。しかし、現在では、用材の確保や価格といった面からあまり市場に流通していないので、−般の木造住宅では全くといっていいほどその姿を見ることはなくなりました。

(ヒノキ)  
現在市場に流通している国産材の土台用材のうち、アオモリヒバとともに一般に使用されている木材です。特に心材の“アカミ”と呼ばれる部分だけを用いた材は、“アカガク”とよばれ、耐久性、耐湿性、そして抗菌性と申し分ありません。
我国を代表する造林針葉樹ですので用材の確保も容易で、加工性にも優れ、国産土台用材の代表的な木材です。大手ハウスメーカーでは、桧の集成材を使用する例があります。
青森ひば
(アオモリヒバ)  
桧と比べ、土台としての特性は同等あるいはそれ以上であるのに、知名度が低いためか、アオモリヒバを土台に使用する地域は限られているようです。しかし、耐久性、耐湿性、抗菌性は桧のアカミと同様に申し分なく、しかも住宅の天敵であるシロアリに対しての殺虫成分も含まれているという、“土台の中の土台”ともいえる木材です。青森県特産でしかも天然木ということもあり、最近では用材の確保が難しくなってきました。
杉の赤身
(スギのアカミ)  
現在最も市場に流通している杉の、アカミと呼ばれる心材の部分だけを使用します。シラタと呼ばれる辺材は、湿気のある箇所に使用すると比較的カビにおかされ腐りやすいのですが、アカミはそのようなことはありません。しかも価格が安く用材の確保も容易であるのに、市場ではあまり土台として評価されていません。
米ひば
(ベイヒバ)  
市場での流通経路が整っているためか、今日では最も多用されている土台用材の一つです。我国に輸入されている輸入材の中では耐久性、耐水性に優れ、国産材のヒバと同じような感覚で土台に使われています。産地である米国では、最も耐朽性に優れている木材として取り扱われています。
米栂(ペイツガ)
防腐剤注入土台用角    
米栂そのものは湿気やシロアリに弱い輸入材ですが、その米栂に防腐、防蟻の薬剤を注入し土台としての耐朽性を高めた土台用材をいいます。ここで述べた樹種の中では最も安価です。最近では、その注入してある薬剤の人体に及ぼす影響が問題視され、薬剤の改良がなされています。
米松(べいまつ) 米松は北アメリカ大陸北西部に広く分布し、北アメリカで最大の蓄積量をもつ針葉樹です。日本では古くから輸入されており、強度、耐久性、保存性に優れている事から木造建築に多く使われております。構造材として実績のある樹種です。

<使用金物>

A=70  M−12


A=60  M−16


ザボール(座金)
土台アンカーボルト

用途・特長
布基礎と土台の接合に使用します。
1)コンクリートへ埋め込むアンカーボルトの先端方向にかけてウエーブ(波形)がかかっているので、コンクリートと接する表面積が増して引抜き耐力がアップします。また、土台の高さに応じた目印が付いていますので埋め込みの深さを目視できます。

2)「基礎パッキン」工法を採用している場合は、50mmロングサイズのSアンカーボルト450の使用をおすすめします。

3)Zマーク金物(アンカーボルトA)と同等認定品です。



<ホールダウン金物>






用途・特長
基礎と柱脚の緊結、柱と横架材の緊結、上下階の柱相互の緊結に使用します。

1) U字型ホールのクリアランスが広いのでボルトの取り付けが容易です。
2) 110mm角以上の柱との緊結はボルトの代わりにラグスクリューボルトLS12(L寸法110mm以上)でも取り付けが可能です。



<エースプレート>
承認等 (財)日本住宅・木材技術センター/Zマーク同等認定品  (認定対象製品:かど金物 CP・T)
特長 ●かど金物に比べ釘が少数で接合でき、しかも引抜き耐力は上回ります。
●エンボス加工により釘頭が表面より出っ張りません。
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