おはようございます。
さて、私は11月1日をもちまして、メインの業務がリノベーションの部門の仕事となりました。
外構にもリフォームやリノベーションは必要だと感じていますので、懲りずに外構工事に関する記事を書いていきたいと思います。
今回は南欧風の外構工事についてです。
目次
南仏風のお庭や雰囲気ってどのようなイメージをお持ちですか?色でみると、ブラウン・オレンジやレッドなどの暖色系でしょうか?形状でみると、手仕事感のあるものでしょうか?
外構工事で実現可能な南欧風の雰囲気の出し方としては、
などでしょうか。
今回はこのなかでも、丸みを帯びた材料であり、暖色の材料であるレンガについてのお話をしたいと思います。
レンガとはそもそも何でできているのかをまずはご説明します!
レンガは粘土を主原料として、それを焼いたものになります。原料が粘土であるため、どこの地方の粘土を使ったのかによって、密度や色味などが異なってきます。そのため、レンガを使用する際は様々なメーカーさんのサンプルを取り寄せることが重要になります。現在は通販でもレンガを販売しているお店が多く、ものによってはイタリアで実際に使用されていた古レンガを取り扱うお店もあります。
注意したいのは、レンガを使用する場所によって使い分けが必要であることです。
車などの重量のあるものが載る場所については、それに耐えることのできる、敷き張り仕様(ペイバー)のものを仕様することを推奨します。通常仕様のものですと、強度不足で割れる可能性があります。また、丸みを帯びたレンガを購入する際には、タンブル加工が施されている商品を購入してください。タンブル加工とは、ドラム洗濯機のようなものに、レンガと石を入れてレンガの角を落す加工のことです。しかし、その加工の特性上、割れてしまっている商品も多くありますので、仕様する量の10%程度多く購入することをお勧めします。
メーカーさんによって、色や形状が大きく異なりますので是非様々なメーカーさんのページを検索してみてはいかがでしょうか?・
いかがでしたでしょうか?レンガにも敷くタイプと積むタイプ(通常仕様)のものがあることや、南欧風なレンガにはタンブル加工の施されているものを使用することなどが今回のポイントになります。
外構工事の計画は非常に奥が深いです。その割には、建築工事に比べて外構工事にかけられている費用・時間は少ない傾向にあります。これから寒い季節がやってきますので、お家で過ごされる時間が増えると思います。そんなときこそ、外構工事について考えてみてはいかがでしょうか?リビングのカーテンを閉めっぱなしにするのはもったいないです。次回はコンクリートブロックについて書いていきたいと思います。